●合気道って何だかよくわからない
●痛そう、難しそう
●ホントに技って効いてるの?
など、映像やインターネットの紹介、本でしか合気道のことを知らないという方にとっては謎の多い武道だと思います。実際、自分も部活見学に行くまで名前を聞いたことしかありませんでした。小学生の頃に空手をやっていたのですが、全くと言っていいほど動きの質は異なり、柔道とも違う動き。そして技。実際にやってみても、暫くは「こういうものなんだ」ということすらわからないと思いますが、それは合気道の深さというものでしょう。今でも「難しいな〜」と思いますし、武道ですから多少は痛いことだってあります。ただ合気道の投げ技や関節技には、無理矢理といった感じがなく、道場では最初にきちんと受け身から指導してもらえますので怪我をしたという話は殆ど聞きません。球技など普通のスポーツに比べても危険性としては遥かに小さいと思います。関節技なんかが極まると確かに痛いですが、合気道の関節技は格闘技によく見られる逆関節極めは殆どなく、関節の曲がる方向に極めてやるものが圧倒的です。最初は痛いですが、柔軟体操と同じで、そのうち関節が柔らかくなってきますよ。技は実戦を想定されたものですが、本当にそういう状況で効くかどうかは、実はわかりません。ただ合気道の目的は人を傷つけることではありませんから、なるべくなら技が本当に有効であるか、なんていうのは一生確かめたくはないですね。「人類最強を目指す」なんて人は、普通に格闘技をされた方が良いと思います。合気道で喧嘩に強くはなれませんから(そうは言っても、高段者の方を相手にすると人間技とは思えない動きで投げられ、極められます)。もしこのコーナー、あるいはサイトを見て合気道に興味を持たれた方はぜひ近くの道場に足を運ばれてみて下さい。百聞は一見に如かず、です。ただし…合気道にも流派があります。合気会系列の道場であれば、] 恐らく上で紹介したようなポリシーで稽古をされていると思いますが、それ以外だと、例えばに乱取りを行う流派や、実戦を強く意識した流派など。いろいろあるようなので、自分に合った道場を選ぶことも大切だと思います。個人的には、面白い人がたくさんいて、楽しくも真剣にやっているところが一番じゃないかなと思いますね〜。
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